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1120話

私は口を尖らせて妻の可笑しそうな視線を無視し、横になって眠り始めた。

気がつかないうちに、深い眠りに落ちていた。本当に心地よい眠りで、あまりにも静かで、自分の心臓の鼓動が耳に届く音まで聞こえるほどだった。

どれくらい経ったのだろう、膀胱の圧迫感で目が覚めた。普段は夜中にトイレに起きることはないのだが、昨晩は夕食後にテレビを見ながら水を何杯も飲んでしまったのだ。

ぼんやりとした頭で起きたくなかったが、寝返りを打っても数分後にはやはり不快感が続き、極度の眠気と闘いながらベッドから起き上がった。

目が覚めると、何か変だと感じた。時計を見ると、もう未明だ。今夜は鵬鵬の悪夢による叫び声で目を覚ますことが...