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1022話

一つ一つの動きに、妻は歯を食いしばりながらも、思わず漏れる色っぽい吐息を抑えられなかった。

男は言い終えると、妻の豊かな胸から手を離し、しばらくその場を離れた。

画面の中で縛られ宙吊りになっている妻を見つめる。この姿勢が妻の丸みを帯びた臀部をより一層官能的に際立たせ、体が歪むような形で拘束されていた。

だが悲しいことに、今の妻は病的な美しさを醸し出していることに気づいてしまった。今の状況や感情を取り除いて見ても、妻をこのように激しく愛したいという欲望が湧き上がってくる。

しばらくして、その見知らぬ男が再び画面に現れた。

男の手には数個のクリップが握られており、それぞれの金属製のクリッ...