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1008話

妻はすでに俯いてベッドに座り、何も言えずにいた。丸みを帯びた臀部がベッドの端に押しつけられ、誘惑的な曲線を描いていた。

私はベッド脚元のカーペットに立ち、妻のセクシーなストッキングを見た。私がそのストッキングに目をやるのを見て、妻は目が合うと涙ぐんだ瞳を再び伏せてしまった。

ベッドサイドテーブルの後ろに黒い袋を見つけた。ぼんやりと思い出したが、あの男が妻と二階に上がる時、確かこの袋を持っていたはずだ。買い物袋か、あるいは妻を騙すために買ったプレゼントだと思っていた。袋を手に取り、中を開けて見た瞬間、私は唖然とした。

バッグの中は様々なもので溢れていた。

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