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84話

「林姐さん、どうして電話してきたの!」

電話の向こうは林月娥だ。隣人の彼女には、先日種付けを約束したばかりだった。

まさか、また私を探し出すとは!

「ふん!なに?数日会わないだけでもう姉さんを邪魔に思ってるの?」林月娥は甘えるように言った。声には色気が滲んでいる。

私も驚いていた。前回帰った時には林姉さんには会えなかったのに、今回は電話までかけてきたなんて。

「そんなことないよ!林姉さんに会いたかったよ!」私は慌てて言った。林姉さんは美人なだけでなく、スタイルも抜群だ。

あの夜のことを思い出すと、心の中の欲望を抑えきれない気持ちになる。

もし義母が頼んでこなかったら、林姉さんへの種付けなんて承...