




2話
呆然と上から下まで視線を這わせると、雪のように白く魅惑的な肢体、そしてその下の神秘的な部分が……鼻の奥が熱くなり、鼻血が噴き出しそうになった。
義姉さんは開放的すぎる。まるで俺の存在など気にしていないかのようだ。
「強ちゃん、今日は違うことを教えてあげるわ!」
義姉さんは俺の腕を掴んで、自分のベッドへと引っ張った。
横になるよう促すと、白く柔らかな手で俺の頭の周りのツボを押し始めた。
気持ちいい……
義姉さんの手つきはとても専門的で、こうしてマッサージされていると眠気が襲ってきた。しかしその時、下半身に冷たい感触が漂うのを感じた。
心の中で固まったが、何も言わず眠ったふりをした。
「強ちゃん?」
義姉さんは何度か呼びかけたが、反応がないと見るや、動きがさらに大胆になった。
滑らかな肌の小さな手が胸元を撫で、そして下へと移動し、下腹部の辺りを彷徨い始めた。
じわじわと広がる妙な感覚に、下腹部に火照りが走る。今夜は林姉さんとのことが中途半端に終わってしまい、まだ鬱積した思いが収まっていなかった。
「まったく、せっかくマッサージしてあげてるのに寝ちゃうなんて、このバカ者!」
義姉さんは不満そうに呟くと、軽く叩いてきた——ちょうど下半身の膨らみに当たった。
「こんなに大きいなんて……これが入ったら、どれだけ気持ちいいんだろう……」
義姉さんは小声でつぶやきながら、俺の顔を盗み見て再び眠っていることを確認すると、その小さな手を直接中に滑り込ませた。
そして前後に動かし始め、手は止まることなく探り続けた。
とうとう我慢できなくなり、思わず小さな声を漏らした。
「あっ……」義姉さんは驚いて悲鳴を上げ、急いで手を引っ込めた。
「義姉さん、あの……」俺は少し気まずくなった。
「強ちゃん、義姉さんついつい我慢できなくて……あなたも知ってるでしょ、お兄さんが早くに亡くなって、私……」義姉さんの声は低く、恥ずかしさで一杯のようだった。
「分かってるよ、義姉さん。僕だって義姉さんなしじゃ生きていけない」俺は急いで言った。義姉さんに自責の念を抱かせたくなかった。
「うん、これは何もなかったことにしましょう。誰にも言わないでね。そうしないと、もう人前に出られなくなるわ」
そう言うと、義姉さんは俺のズボンの膨らみに視線を向けて、部屋を出て行った。
義姉さんの瞳に言い表せない渇望が浮かんでいるのが見えた。兄貴が亡くなって数年経つからな。
張り詰めて辛くなってきたので、起き上がって自分で処理した後、布団を被って眠りについた。
翌日、義姉さんから王婆さんはもう大丈夫だけどもう少し様子を見る必要があると聞いた。少し落胆したが、林姉さんが戻ってきて続きができることを期待していた。
部屋に戻ると、隣の部屋からガラスの割れる音と、女性の痛みと悦びが混じった声が聞こえてきた。
「義姉さん!」
驚いて叫び、急いで部屋を飛び出し、義姉さんの部屋のドアを開けた。
目の前の光景に唖然とした!
義姉さんは裸で足を開き、手には太いキュウリの半分を持ち、目の前のテーブルの上のガラス瓶を蹴り落としたようだった……
瞬時に状況を理解し、見なかったふりをして言った。「大丈夫?何か割れる音がしたけど!」
そう言いながら、「堂々と」義姉さんの雪のような裸体を堪能した。
「だ、大丈夫よ。瓶が割れただけ。後で片付けるわ!」義姉さんの声には奇妙な響きが混じっていた。