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888話

「やあ、葉先生じゃないか。こんな遅くにどこへ行ってたんだい?」

葉天明が家に着くと、ちょうど村長のおじいさんが通りかかり、豆粒ほどの目をしわくちゃにして彼を好奇心いっぱいに見つめていた。

葉天明は笑いながら言った。「村長さん、さっき電力供給所に行ってきたんです。趙主任が言うには、数日中に私たちの村に電気が通るそうですよ」

村長は聞くなり、目が「ぱっ」と輝いた。「ほ…本当かい?」

「もちろん本当ですよ。私がわざわざ嘘をつくでしょうか」葉天明は真剣な表情で答えた。

村長の目はたちまち潤んできた。彼は顔を上げ、きらめく夜空を見上げて長いため息をつきながら言った。「わしらの困龍村も救われるのう...