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761話

陳小虎は困惑した。自家の米なのだから、本来なら問題が出るはずがない。これまで自分も食べてきたのに、もし何か問題があったなら、とっくに気づいているはずだった。

「もしかして水に問題があるんじゃないか？」趙洪生が促した。彼はかつてお茶の中に陳小虎への薬を入れたことがあったのだ。

「水？」陳小虎は顔を向け、水がめの方を見た。

実は彼は趙洪生の意図を勘違いしていた。趙洪生が言ったのはお茶の水、つまり老人に飲ませる白湯のことだった。しかし陳小虎は自宅の水がめに目をやり、すぐに数日前のことを思い出した。喉が渇いて水がめの水を飲んだ後、全身が灼熱に包まれて耐えられなくなったあの場面を。あの夜、彼は池の...