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49話

「あっ!あっ!あっ!」

心の準備が全くなかった馬鳳仙は立て続けに三声の悲鳴をあげた。下の方が火のように熱く満たされる感覚に、あまりの激しさに消化しきれないほどだった。

その叫び声を聞いて、陳小虎は心配するふりをして目を見開き、馬鳳仙の大げさな表情を見つめた。

「鳳仙おばさん、僕、何か間違ったことしました?」

陳小虎はそう言いながら、手を引き抜こうとし、それに伴いろうそくも少し外に出てきた。

嵐のような快感が急に引いていき、馬鳳仙は途端に物足りなさを覚えた。一本のろうそくがこれほどの喜びをもたらすとは、誰が想像できただろうか。

馬鳳仙はこの快楽を簡単に逃がすわけにはいかなかった。両手で陳小虎...