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355話

趙洪生が言わないので、陳小虎もそれ以上は尋ねなかった。

しかし、今日選挙が行われるということ、たとえ他の神秘的な役職がなくても、この婦女主任の仕事だけでも、陳小虎の心はうきうきしていた。

「おじさん、じゃあ家に帰って準備してきます。あとで直接村委会に来ますね」と陳小虎は言った。

「ああ、じゃあ先に帰って準備しておいで」

本来なら趙洪生は陳小虎を家に招いて一緒に食事をするつもりだったが、陳小虎があんなに喜んで帰って準備すると言うのを見て、もう引き止めることもできなかった。これを見ても、陳小虎がこの件をとても重視していることがわかる。実は、この瞬間、一番喜んでいたのは趙洪生の方で、彼は今後、陳小虎...