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307話

黄守涛は心の中で怒りが湧き上がった。

電話を切ると、彼はさらに罵った。「役立たずが。こんな簡単なことすらできないなんて、今後何の役に立つんだ？もう巡査大隊の隊長なんて辞めちまえ！」

電話を仕舞うと、黄守涛は視線をベッドに横たわる中学生の少女に戻した。

まだこの小娘の初めてを味わってもいないのに、このまま立ち去るなんて惜しすぎる。

いや、今日この機会を逃したら、次はいつ巡り会えるか分からない。このまま帰るわけにはいかない。

頭の中で考えを巡らせながら、黄守涛は策を練り始めた。

最終的に、彼は少女を自分の車に運び込むことに決めた。とりあえず後部座席に置いておき、署に戻って問題を片付けてから、車の中...