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260話

「おや、この女、なかなか美人じゃないか？」軍哥は許晴を見るなり、目に光を宿した。彼の愛人たちの中にも許晴に匹敵する女性はひとりもいなかったので、当然心が躍るというものだ。

彼は許晴の顎を掴み、彼女の顔を軽く持ち上げると、色気のある目つきで彼女を見つめた。

「美人さん、彼を助けたいかい？お前が俺の頼みを一つ聞くなら、彼を解放してやるよ」軍哥がそう言いながら、両手を許晴の豊かな胸に伸ばした。

陳小虎は即座に蹴りを入れて彼を突き飛ばした。義母が虐められるのを最も許せなかったからだ。誰かが彼女を一目余計に見るだけでも、心の中で怒りを覚えるほどだった。

軍哥は即座に激怒し、ナイフを取り出して陳小...