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237話

しかし陳小虎は違った。彼は少しも馮老六を恐れておらず、こんな機会があるなら当然掴みたいと思っていた。それに、馮老六も今ではおそらく正面から彼に難癖をつける勇気はないだろう。この池で大いに仕事ができるはずだ。

ただ、この池を見つめながら、彼の心は再び憂いに沈んだ。

確かに、趙小梅の助けで請負費は大幅に減額され、さらに支払いも来年まで待ってもらえることになった。しかし目下の問題はまだあった。この池に稚魚を放流するにもお金が必要なのだ。今の彼は一銭も出せないほど貧しかった。

そう考えると、彼は思わず溜息をついた。

貧乏というのは、本当に人を困らせるものだ！

「小虎兄さん、何考えてるの？」陳小...