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2016話

ルナは髪を拭きながら葉天明の方をちらりと見た。「葉先生、お風呂入らないんですか?」

葉天明は首を振った。「夜にするよ。今はその気分じゃなくて」

「あ、そう」ルナは淡々と返事をして、ソファに腰掛けると、真っ白で丸みを帯びた両脚を何気なくテーブルの上に投げ出した!

たちまち、その魅惑的な曲線が露わになり、葉天明は全身が熱くなるのを感じた。

ルナは葉天明の居心地の悪そうな、そわそわした反応にまったく気づいていない様子だった。彼女は自分の何気ない仕草が成人男性にどれほどの「ダメージ」を与えているか、まったく知らなかった。

葉天明は唾を何度も飲み込みながら、慌てて視線をそらし、窓際に目をやった...