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1858話

羅成武はこの情景を見て口元に笑みを浮かべ、余計な言葉は添えなかった。

家族は昼食を済ませ、午後のお茶を飲みながら居間でくつろいでいた。

葉天明は肖薔薇と緊張しながら授業の準備をしていた。

天知学府は私立学校ではあるが、入学の敷居が高く、肖薔薇は一ヶ月半ほど復習してようやく要領を掴んできたところだった。

一方、青龍日照決を修練している葉天明はすべての教科書を完璧に暗記し、試験にも自信満々だった。

二人は一ヶ月以上勉強を重ね、羅成武の手配のもと大学入試を受けていた。

肖薔薇は内心不安でいっぱいだったが、葉天明はまったく気にする様子もなかった。

「おじさん、良いニュースがあるの。昨日の午後、大学から...