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1813話

肖薔薇は目を少し輝かせ、料理を箸で挟んで大きく口を開けて食べ始めた。食べながら褒め言葉を連発し、葉天明は恥ずかしくなってきた。

「葉先生、私のこと、どう思いますか?」肖薔薇は赤ワインを二杯ほど飲み、頬が赤く染まり、目が潤んで、とても魅力的な表情を浮かべていた。

葉天明は彼女の酔った様子を見て、軽く笑いながら言った。「肖先生、お酒が弱いなら無理して飲まないほうがいいですよ。また記憶を無くすほど酔っちゃいますよ」

「誰が弱いって?私、けっこう強いんですよ。信じないなら、もう何杯か飲みましょうよ」

肖薔薇はグラスを持ち上げ、「ごくごく」と喉に流し込んだ。たちまち頬の赤みが増した。

葉天明は...