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1807話

しかし彼はそれ以上考え込むことなく、身を翻して困龍山へ向かって歩き出した。

観光事業は将来、青龍鎮の基幹産業になるだろう。特色ある産業園として、困龍泉は間違いなく標準的な名刺代わりとなる。天然温泉の美容効果さえ適切にブランド化し、困龍村の肌の白い美しい村民たちを広告塔にすれば。

困龍泉は間違いなく優れた養生商品になるだろう。

金持ちは皆、永遠の若さを求めている。だが若さには代償が必要で、それは高額な富に他ならない。

葉天明は慣れた足取りで山を登り、困龍泉の周囲の景色が目に広がった。

主要な湧き水の他にも、大小合わせて六、七カ所の湧出口がある。規模は大きくないが、温泉浴槽に改修するには...