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1806話

まさにそんな心境が生まれた時、彼女の葉天明に対する感情は劇的に変化した。

もちろん、一粒のダイヤモンドがきっかけで起きたこの変化は、葉天明にとっても予想外のものだった。

于瑩瑩はダイヤモンドを抱きしめ、化粧鏡に向かって身につけてみると、幸せな笑顔が顔いっぱいに広がった。しかし長時間つけるのがもったいなく思い、再び宝石を慎重に宝石箱に戻すと、置き場所を探して部屋中を見回したものの、どこに置くべきか決められないでいた。

…………

葉天明が寮に戻ると、肖薔薇はちょうど昼寝をしているところで、部屋には物音ひとつしなかった。彼女の窓に目をやると、ベッドのカーテンが閉められていて中は何も見えない。少し落胆...