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1766話

「彼は死んだのね。本当に良かったわ。これからは青龍鎮にはこんな連中もいなくなるし、私たちの生活もずっと楽になるわ」ルナは言葉を聞いて表情を緩めた。

「そりゃそうだ。一匹のネズミの糞が鍋いっぱいのスープを台無しにするってな。あの涂鎮長がもっと役に立つ奴だったら、馬浩があんなに好き勝手できるわけがなかったんだがな！」葉天明は冷ややかに鼻を鳴らして言った。

「どうでもいいわ、いつか消える日が来るわよ。葉先生は都会に出て発展することを考えたことはないの？あなたの能力で小さな村の村長をやるなんて、あまりにも才能の無駄遣いよ」ルナは目を輝かせて言った。

「俺はね、大きな野望なんてないんだ。村長だって...