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1696話

肖薔薇は葉天明の目を疑わしげに見つめた後、自分自身を見下ろし、顔に赤みが浮かんだ。彼女は慌てて胸元を隠そうとしたが、突然手を放したため、葉天明はバランスを崩し、椅子が倒れて「あいたっ」と声を上げながら落下し、そのまま肖薔薇の上に覆いかぶさってしまった!

「きゃっ!」

葉天明は身長180センチの屈強な体格で、その重みは肖薔薇が耐えられるものではなかった。彼女は痛みに顔をゆがめたが、下を見た瞬間、完全に慌てふためいた。

葉天明の頭がちょうど彼女の豊満な胸元に埋まり、彼の鼻から吐き出される息が彼女の心をかき乱した!

彼女は慌てて葉天明を押しのけようとしたが、片手が彼の股間の既に大きく膨らんだ...