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1676話

これは彼女にとって初めての異性との肌の触れ合いであり、しかも裸体同士という状況だった。

この瞬間の空気は気まずく、そして微妙だった。

葉天明は水に入り、肖薔薇の方へ泳いでいった。二人の姿が近づくにつれ、肖薔薇は緊張のあまり全身が震えていた。彼女は唇を軽く噛みながら、広がり続ける思考を無理やり乱し、余計な方向へ考えないようにしていた。

葉天明はついに肖薔薇のそばにたどり着くと、暗闇の中で急いで尋ねた。「肖先生、足がつったのはどっちですか?」

肖薔薇は震える声で答えた。「左足です」

「暗すぎて見えないし、どっちかも分からないから、こうしましょう。僕が足に触れていきますから、違ったら教えてく...