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1517話

叶天明は電気が走ったような、身体が痺れ震えるほどの心地よさを感じた!

沈薇薇は十数分間たっぷりと味わい、うっとりした眼差しで頬を紅潮させ、息を荒げていた。叶天明は抑えきれず、沈薇薇を抱きしめて二度目の攻めに転じた。

「叶……叶村長、何を……何するの、あっ!」

二人は山洞の中に三時間もとどまり、雨がようやく弱まってきた。叶天明と沈薇薇は茅で敷き詰めた地面に横たわり、まるで泥のように力なく、お互いの体に全精力を使い果たしていた。

沈薇薇の雰囲気は叶天明の前では冷たさを失い、おとなしい猫のように穏やかだった。

叶天明は胸の内の火を押さえつけながら、沈薇薇の柔らかな髪を優しく撫でた。この瞬間、彼は他の...