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1262話

一つの棍術、そして刀術の演武が終わると、筋骨隆々の男は拱手の礼をして、観衆から拍手喝采が沸き起こった!

葉天明は特に真剣な眼差しで見入っていた。その男の身体能力は並外れており、一目で武術の鍛錬を積んできたことが分かる。二つの演武をこなしても、息一つ乱さなかった。

人はどんどん増え、最終的には通りがほぼ完全に埋め尽くされた。

葉天明が見入っているところに、股間に異様な感触が伝わってきた。

見下ろすと、そこには柔らかな小さな手があった。淡いピンク色のマニキュアが塗られ、指は細く長い。ジーンズ越しではあったが、微かな感触が伝わってくる。

楊桃は目の前にいる。葉天明は動くに動けず、この手の主...