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1246話

「こ……これは?」

「これは5000Wの水中ポンプです!二十四時間休みなく稼働していて、一ヶ月で数千元もかかりますよ!」小劉が説明した。

葉天明は眉をひそめた。なるほど、エビ池の電気使用量があんなに恐ろしいはずだ。

どうやら誰かが山の中に密かに大きなポンプを設置したようだ。

ポンプは山の窪みに置かれ、パイプが下の小さな貯水池に繋がり、水を絶え間なく山へと送り込んでいた。

「葉村長、どうやら恨みを買ったようですね。こんな嫌がらせをされて、発見が遅れていたら、村の電気代が払えなくなるところでしたよ」小劉は苦笑いを浮かべた。

「くそっ、どいつだか知らねえが、心ない奴だ。電気を無駄にしやがって。劉さん...