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1217話

「今、合村合併の機会があるし、石橋村と同じ福利待遇も受けられるなんて、村民たちは心の中で興奮して仕方がない。柳如芸の問題はもう問題じゃなくなったな」

李二栓は目を丸くして呆然としていた。豆のように大きな目から恨めしい光が放たれている。彼は葉天明が合村合併という手で人々の心を買うとは思ってもいなかった。今や葉天明の声望は村民たちの心の中で喬村長に少しも劣らないほどになっている。

彼という副村長はむしろ有ってもなくてもいい、ますます地位がなくなっていくような存在になっていた。

「皆さん、我々の村のエビ池が一度軌道に乗れば、それは絶え間ない収入源になります。そうなれば、二つの村が合併して、資源...