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12話

「あの時、陳山林は酒に酔って、みんなの前で自慢げに下ネタを言ったんだが、それをこの老いぼれは心に留めて、何日も妄想していたんだろう。今日ようやく許晴を思いのままにできる機会を得て、存分に楽しもうとしているわけだ」

そんなこともあるのか?陳小虎もこれは初耳だった。兄が生きていた頃、彼はまだ「馬鹿」で、そういったことに興味がなかったのだ。

陳小虎も新鮮な刺激を感じていたが、胡老六の黒ずんで臭気を放つ小さな一物を見ると、怒りの炎がさらに燃え上がった。

許晴は自分の義母であるだけでなく、啓蒙の教師でもある。

遊ぶにしても自分とすべきだ。胡老六など何者でもない!

許晴の顔は青ざめていた。こんな私的...