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1196話

「紅おばさんが説明してくれた。

叶天明はさらに尋ねた。「この餌はいくらで売っているんですか？」

「叶村長、あなたはうちからあれだけのエビの稚魚を買ってくれたんだから、餌代でまた儲けようとは思わないわ。こうしましょう、他の人がいくらで買っているか、その価格であなたに提供するわ。絶対に市場価格よりずっと安くなるから」紅おばさんは心から言った。

「それは紅おばさんに感謝します」

具体的な価格は言われなかったが、彼は紅おばさんに注文することに決めた。紅おばさんと娘さんは人当たりが良さそうだし、青龍鎮の農貿市場の悪徳商人・三毛とは大違いだ。

「何を遠慮することないわ、これからエビの稚魚が必要なら、いつで...