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1125話

乔村長は笑って手を振り、葉天明は背を向けて立ち去った。

この数日間、彼はいくつかの郷や町を回って、エビの養殖経験者から学び、できるだけ困難を避けたいと考えていた。

困龍村の現状では、失敗など絶対に許されなかった。

宿舎に戻ると、彼は李二栓の口から証言を引き出し、楊桃の潔白を証明する方法を思案した。

李二栓は村の厄介者で、ずる賢い男だ。何の前触れもなく彼の口から真実を聞き出すなど、不可能に近かった。

何か小さな策を講じる必要があった。

そのほかに、ずっと気になっていることがもう一つあった。

孫梁棟の不倫のことを紅梅おばさんに伝えるべきかどうか迷っていたのだ。

紅梅おばさんに言わないと良心が咎める...