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1121話

「常連さんだから、まずは一箱サービスしておくよ。良かったらまた買いに来てくれればいいから」と女店主が笑いかけた。

「ありがとうございます」

葉天明はコンドームを受け取り、アダルトショップを後にした。

彼の去っていく背中を見ながら、女店主の表情に一瞬、信じられないという色が浮かんだ。

「二十センチ以上で、しかも一時間?この男、本当に嘘じゃないの?」

アダルトショップを出た葉天明は、車で帰宅する準備をした。

今や融資の契約も決まり、八万元がすぐに下りる予定だ。これから村に戻って養殖池を掘り、ザリガニ養殖の準備作業を始めるつもりだった。

彼はサンタナの車を走らせ、山沿いの道路を疾走した。

困龍村に戻...