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1095話

紅梅おばさんは黙り込み、靴を脱ぐと葉天明の上を乗り越えて、一番奥に横になった。

楊桃は外側に横たわったが、心臓が「ドクドク」と高鳴り始めた。

葉天明が自分のすぐ隣に寝ているなんて。汗と混じった男性特有の匂いに彼女は魅了されていた。

彼女はベッドに横たわったまま、緊張で体が微かに震えていた。

紅梅おばさんはベッドの一番奥に横になり、呼吸も少し早くなっていた。

約一時間眠った後、葉天明は目を開けた。目に飛び込んできたのは楊桃の引き締まった体つき。彼女は背を向けていて、色あせたジーンズが彼女の臀部のラインをまるくきつく引き締めていた。

葉天明は深く息を吸い込んだ。言い表せない衝動が胸の内に湧...