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1094話

「杨桃は顔を赤らめて彼を睨みつけた。「じゃあ、真ん中で誰が寝るの?」

紅梅おばさんの胸は「ドキドキ」と鳴り止まなかった。もし葉天明を外側に寝かせたら、真ん中が誰であろうと、夜はきっと落ち着かないだろう。

かといって葉天明を真ん中にすれば、彼の性格からして十中八九何かしでかすに違いない。

考えれば考えるほど不安になった。

「こうしようか、俺が真ん中で、杨桃姉さんが外側、紅梅おばさんが内側。暑い季節だし、真ん中は誰が寝ても辛いからな!」葉天明は正義感あふれる様子で言った。

杨桃と紅梅の頬はたちまち真っ赤に染まった。

「都合がいいこと考えてるわね。でも言ってることも一理あるわ。それなら、...