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1080話

「極上の美女…これは間違いなく逸品だな」

叶天明は見惚れていた。食事中の沈素琴は何かを察したのか、不思議そうに顔を上げて彼を見た。

彼女は叶天明の視線を追って自分を見下ろすと、少し開いた襟元に気づき、たちまち頬を赤く染めた。彼女は慌てて衣服の襟を軽く押さえ、心臓が「ドキドキ」と高鳴り始めた。

美しい景色が隠されてしまい、叶天明はひどく落胆した。彼は黙々と食事を続けたが、箸を床に落としてしまった。

叶天明が身をかがめて箸を拾おうとしたとき、彼の目は思わずテーブルの下の光景へと向かってしまった。

沈素琴はぴったりとしたジーンズを履いており、ヒップのラインが丸みを帯びて引き締まって見えた。長い脚は太...