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1068話

許薇薇の頬がたちまち赤く染まった。胸の内で心臓が激しく鼓動し、内なる高ぶりを必死に抑えながら、彼の方へと歩み寄る。

興奮と緊張が入り混じり、両手は心の渇望を抑えきれず、彼の熱く硬くなった下半身を握り締めた。

「っ……!」

葉天明の体がびくりと震え、全身に電流が走ったかのようだ。

許薇薇は恥ずかしさと驚きが入り混じる感情に襲われた。これが自分の体に入ってきたら、いったいどんな感覚になるのだろう?

抑えきれない欲望に身を任せ、白衣をゆっくりと脱ぎ捨てると、紫色のブラジャーに包まれた双丘が露わになった。彼女は葉天明の下に身を屈め、熱い眼差しで彼の下半身を見つめた。

不安げに葉天明の方を振...