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1023話

「天……天明、駄目よ、珍ちゃんがすぐに戻ってくるわ」

紅梅おばさんはもう耐えられなくなっていた。力の抜けた体は魂を抜かれたかのように、少しの力も入らない。「天……天明、何をするつもり?」

紅梅は温泉脇の岩にしがみつきながら、この恥ずかしい行為に心臓が激しく鼓動していた。

「もちろん紅梅おばさんに良いことをしてあげるんですよ!」

「や……やめて……」紅梅おばさんはドジョウのように体をくねらせ、片手で葉天明の頭を押さえながら、何とかバランスを保っていた。

刺激を受けて全身がしびれ、彼が早く入ってきてくれることだけを願っていた。

「天……天明、早く、小ママがあなたを欲しいの!」

紅梅おばさんは甘い声...