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1004話

「村長、私は嘘を言っているわけではありません。石橋村の私たちへの態度は両極端に分かれていて、そんな考えを持っていない人もいるでしょうが、持っている人も確実にいるんです！」

喬村長は苛立ち、眉をひそめた。「一体何が言いたいんだ？」

「言いたいのは、今回の放火犯は石橋村の者がやったということです！」李二拴は自分の考えを曲げなかった。

「そうか、お前が石橋村だと言うなら、証拠を出してみろ！」

李二拴は冷たい表情で葉天明を見つめ、陰気に笑った。「証拠ですか、もちろんありますよ。証拠は葉先生の部屋の中にいるんです！」

その一言で、人々の間に騒ぎが広がった。

学校を取り囲んでいた村人たちは皆、...