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765話

「こんな痴漢行為、普通の男なら女兵士に対して絶対に勇気が出ないはずだ。トイレでちょうちん持つようなものだ……死に場所を探してるとしか思えない!」だが楚飞はもちろん例外だった。彼の身分は並ではなく、今や普通の人間には持ち得ない超人的な力を持っている。だからこの真面目そうな女兵士は最初一瞬固まった後、素早く顔を下げた。確かに楚飞の狼の手だと確認すると、彼女の反応は意外にも頬を赤らめ、そして顔を上げて何事もなかったかのように映画を見続けるだけだった。

これは……どういう反応だ?俺を無視しているのか?

楚飞の手はすぐさま彼女の太ももの奥へと滑り込んだが、女兵士は脚をきゅっと閉じただけで、さりげなく...