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737話

「私たち……部屋に行きませんか?」

しかし実際、艾青がこう言ったのは、ただリビングで楚飛に「イタズラ」されたくなかっただけだった……彼女のこのささやかな願いを、楚飛が叶えないはずがない。すぐに楚飛は笑い声を上げると、艾青を抱き上げて張琳の家のゲストルームへ入った!

だが、その後が楚飛の期待外れだった。艾青は彼のキスや愛撫を受け入れはしたものの、どうしても下着だけは脱ごうとしなかった。楚飛がどれだけ誘っても、彼女は顔を赤らめて首を振るばかりで、せいぜい下着の上から触らせるくらいが限度だった……何度試みても同じ結果に、楚飛もあきらめて、彼女を優しく抱きしめたまま眠りについた。

おそらく楚飛の周...