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71話

何佩灵自身も少し不思議に思っていた。彼女の店はただの美容店、いや、きつい言い方をすれば裏商売をしている無許可の店に過ぎないのに、どうして誰かが贈り物のバスケットを送ってくるのだろう？

しかも羅湖区の自治会から？

幸い、午後になると答えが明らかになった。店の常連客である張琳が、奇妙な連れを伴って店に足を踏み入れたのだ。「わぁ、オーナー、一日会わないうちに、あなたも若くなったわね！ふふ、飛仔はいる？」

奇妙だと感じたのは、彼女の連れが全身をコートで包み込み、さらに帽子とサングラスまで身につけていたからだ。しかし体型からかすかに見て取れるように、彼女は女性だった。

「まあ、小張、このバスケットは...