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7話

「うん、問題ないよ。寝る場所だけのことだし」楚飞はバックパックをベッドに投げ捨てた。「母さん、店に見に行こうか。今日から、もっとゆっくり休んでもらうからね!」

「ええ!ええ!」

美容店の名前はごく普通で、「雅玲美容センター」と呼ばれていた。この名前は何佩灵がこの店を引き継いだときからのもので、看板がまだ新しかったため面倒くさくて変えず、そのまま使い続けていた。店舗自体は小さくなく、上下二階合わせて約500平方メートルあった。しかし、立地が良くないため、家賃はそれほど高くなく、月にたった6000元ほど。水道光熱費や雑多な税金を含めても、毎月1万元ちょっと。だが、借りている寮も月に4000元以...