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498話

「四時間で合計四百八十元、それにデポジット二百元で合計六百八十元になります。お客様、カード払いか現金払いかどちらになさいますか」

「カードで」楚飞はにっこり笑うと、財布から一枚のカードを取り出した。もちろんゴールドカードではなく、普通の中国銀行のカードだ。実はこれが彼の「給料カード」なのだが?

まさか、龍組のメンバーがタダ働きだと思っていたのだろうか。

しばらくして、一人の女性スタッフが二人を廊下の奥にある個室へと案内した。中に入ると照明をつけ、テレビと音響設備のスイッチを入れた後、楚飞に向かって妙な笑みを浮かべた。「いかがでしょうか?お客様、このお部屋にご満足いただけますか?」

「まあ...