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476話

ラティはさらにひどい状態だった。先ほどまで、高貴な姫様が裸でフライに弄ばれる様子を横で見ていただけで限界だったのに、今フライに触れられただけで一気に崩れ落ちた。しかしフライがこの「乳牛」をその場で正しく躾けようとした瞬間、殷佳怡が目をこすりながら歩いてきた。

「あなた!姫様おは……二人とも朝から遊んでるの?」

「う、うん……佳怡、もう少し寝ていれば良かったのに」フライはすぐにラティから離れ、殷佳怡を抱き寄せた。「ほら、目の下にクマができかけてるよ……じっとして、ちょっと見てあげる」

「もっと寝たかったんだけど、柳青から電話があって、今日行くかどうか聞かれて……柳青が言うには、今日の最後に...