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3184話

連邦は妥協せざるを得なかった。星艦群を取り戻すため、連邦議長コルストンは専門家チームを組織し、何良元帥と二十時間以上に及ぶビデオ会談を直接行った。最終的に双方が譲歩し、連邦は華夏軍校とその所属学院惑星の独立を認め、希望する連邦人の学院惑星への移住を許可し、さらには他の華族艦隊が華夏共和国の統治下へ移ることも認めた。その見返りとして、捕虜となった将校や兵士、戦艦をすべて返還するだけでなく、華夏軍校は連邦に新型戦艦を売却しなければならなくなった。その中には機甲に変形できる戦闘機も含まれ、さらに連邦のために操縦や運用ができる人材を育成する必要もあった。

連邦議長コルストンの手腕は見事としか言いよう...