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3148話

「本当か?大将、今の話は本当なのか?」

「ああ、間違いない。今回のウェストポイント士官学校への旅は、実は一つの試練だったんだ。俺は嬉しい、第四小隊の全員がその試練を乗り越えたことを...だが今からは、我々と連邦は完全に決別したも同然だ。これからは乱世の嵐が吹き荒れる。お前たちに聞きたい、この全てに火をつけた張本人として、今どんな気分だ?」

「最高だ!サイコーだぜ!!」唐真たちは大笑いした。「残念なのは、今回は殺しが禁止されてたってことだな。そうじゃなきゃ、何十機、何百機とラプターを撃墜してやったのに!」

「でも楚飛、連邦が簡単に私たちを見逃すとは思えないよ。学院まで巻き込まれるかも......