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3051話

「えっと、でも僕たちは自分の武器をまだ出せないんですけど……」唐真は再び無邪気に手を挙げた。今の彼は頭を掻きながら困り果てていた。自分の武器が何なのか、まったく見当もつかなかったからだ。

「大丈夫だ。すべての武器データは学院の訓練コースのデータベースに入力済みだ。第四小隊専用の武器庫を作っておいたんだ……」楚飞は肩をすくめた。「君たちがやるべきことは、この数日間でできるだけ早く自分の武器に慣れること。そして日曜日には、俺たち第四小隊の威風を見せつけるんだ!」

「はい!」全員が一斉に答えると、すぐに彼らは我先にと自分の部屋へ駆け戻った。嬉々として学院の訓練システムにログインし、自分の武器を探...