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3050話

「こちらは林凝先生です。明日から第四小隊の精神力指導教官として、私たちの精神力修練を教え、指導してくださいます」

「はじめまして!」林凝は少し不自然に微笑んで、「精一杯教えさせていただきます。分からないことがあれば、いつでも質問してくださいね」

「林凝先生、よろしくお願いします!……楚飛、私たち全員に精神力の修練をさせるつもりなの?」ほとんどの隊員が困惑した表情で顔を見合わせた。「私たちは異能者じゃないのに、精神力を鍛えても何の意味があるの?」

「その点については、明日林凝先生から説明してもらいます」楚飛は通信器を配り、続いて「驚鄞号」と刻まれた小さなバッジを二十個取り出した。「裏に各自...