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3040話

「え?本当なの……」朝、董琳の武器を見た数人が一斉に喜びの声を上げた。「食事が終わったら、すぐに渡すよ」

実は華夏軍校に来る学生たちは、皆それぞれ得意とする武器を持っているのだが、入学時は自前の武器の持ち込みが禁じられている。そのため彼らはそれぞれ自分の武器のデータを保存しておき、後で整備士に再組立てを依頼できるようにしていた。昼食後、第四小隊のメンバーは全員寮に戻り、自分たちの武器情報を楚飞に渡した。そして午後、楚飞は授業を受けながらB-13層の基地に生産指示を出し始めた。

司雯は狙撃が得意で、イオン狙撃銃改造、最大威力870ヘルマ、攻撃距離6.3キロメートル。

安幽琪、弓術が得意、光...