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2806話

遠征艦隊と言うからには、当然ながら一つの部隊全体を指すはずで、レイチェルだけというわけがないだろう。しかし、すぐに楚飛を驚かせる事実が明らかになった。レイチェルの言う遠征艦隊は確かに存在していた。それも、異常なほど巨大な...空母?だった。

だがその下に取り付けられた大型キャタピラーは一体何なのか?

砂漠を走る空母?

さらに重要なことに、後に楚飛はレイチェルに案内されてこの巨大な空母の中に入り、噂のカプシー艦長と対面したときに完全に困惑してしまった。なぜなら、このカプシー艦長は完全なるロボットだったからだ!

そして、レイチェルが陸行母艦と呼ぶこの空母の中には、本当に本当に他の人間が一切存在せず...