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2782話

「これは満足とか不満足とか関係ないよ」楚飞はただ微笑んで言った。「彼女はオルビアっていうんだ。学院に入れてあげてほしいんだけど……」

「あんた、私はあんたの部下じゃないわよ。それに私の学院は誰でも受け入れるわけじゃないのよ!」サンドラはそう言いながらも、オルビアの方を振り向いた。「彼女、人間じゃなさそうね。何の種族?」

「銀竜だよ」楚飞は肩をすくめた。「オルビアは竜の島に現在いる三匹しかいない銀竜の一匹でね、それを俺が連れ出してきたんだ」

「銀竜?」サンドラは一気に飛び上がった。「彼女は...彼女は...肉竜なの?ま...まさか...白銀の肉竜??」

「サンドラおばあちゃん、その表情す...