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2600話

「お前は……まさか悪魔なのか?」展昭は目を丸くした。「人の魂を集めているのか?」

「ビンゴ、正解!」楚飛は振り返って柳青たちと目を合わせると、皆で笑い出した。「そうさ、俺は悪魔だ。お前たちのどんな願いも叶えられる超級悪魔さ。だから教えてやるが、もう一歩前に進めば地獄行きだぞ。一度俺に魂を売ったら、お前はこの先ずっと俺の奴隷になる。俺の命令には逆らえなくなる……よく考えろよ!」

「……」

おそらく楚飛に恐れをなしたのだろう、その後の二日間、展昭は姿を見せなかった。

もっとも楚飛自身も忙しかったので、すぐに彼女のことは頭から消えていた……楚飛は毎日何もすることがないようにのんびりと見えるか...