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2550話

「いいですよ!」褚飛はグラスを受け取り、「小鳥、今はなかなか気が利くじゃないか……さあ、みんなで乾杯だ!」

「小鳥?」高峰と盧卓たちは一瞬きょとんとした顔をした。「おいおい、そのあだ名最高だな!小鳥、さあ……乾杯!」

「兄貴、別の名前に変えてくれませんか?」展鵬はたちまち泣きそうな顔になった。「何でもいいから、小鳥なんて呼ばないでくれよ……」

「小さいのが嫌?じゃあ大鳥でいいか?」褚飛は真顔で答えた。

「ぶっ!!」高峰はその場で見苦しくビールを吹き出し、周りの女子たちを慌てさせた。

「わかったよ!兄貴、やっぱり小鳥でいいです!」展鵬も完全に諦めの表情になった。これ以上変えたら何が出て...