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2510話

「え？」東方依依は少し呆気にとられた。「師兄、彼らって完全武装してたの？まるで兵士みたいな？」

「ああ、動きを見る限り特殊部隊の影がちらついていたな。ただ、着てる装備はそれっぽくなかったが」楚飛は肩をすくめた。「それに、その中に外国人まで混じってたんだぞ」

「言わなくても分かるわ、絶対パパが金を払って雇った傭兵よ！」東方依依は地面を強く踏みつけた。「まだ諦めてないなんて！妖怪なんてパパが対処できるものじゃないのに。これじゃ単に人を死なせに行かせるだけじゃない！」

厄介事というのはこういうことだろう。

まだよかったのは、楚飛はさっきその傭兵たちの足をへし折っただけで済ませたことだ。そのた...